📋 VS Studio SNK 基本情報

スタジオ名VS Studio SNK(通称:VS Studio)
設立日2026年5月1日
代表取締役CEO原田 勝弘氏(元バンダイナムコ)
CCO米盛 祐一氏(元鉄拳TAGシリーズディレクター)
所在地東京都品川区上大崎(SNK東京オフィスと同ビル)
立ち位置SNK傘下の独立スタジオ(100%子会社ではない)
理念「伝統に挑み、極限を創る / Beyond tradition, crafted to perfection」
開発ジャンル対戦ゲーム(格闘ゲームに限らず)を軸に
公式X@VS_Studio_JP

🥊 バンナム退職から5ヶ月、鉄拳の男がSNKで再出発

原田勝弘氏 VS Studio SNKスタジオ設立メッセージ

鉄拳シリーズをゼロから30年以上にわたって育て上げ、バンダイナムコエンターテインメントのエグゼクティブゲームディレクター/プロデューサーとして日本の格闘ゲームシーンを牽引してきた原田勝弘氏(55歳)。2025年末の退職発表時に「開発者として残された時間をどう過ごすか」と語っていた原田氏の次なる答えが、ついに明らかになった。

退職から約5ヶ月が経過した2026年5月13日、原田氏はSNKとの共同記者会見を開き、新スタジオ「VS Studio SNK」の設立を正式に発表。設立日は2026年5月1日で、SNKが出資し連結子会社としてグループに加わる形となった。CCOには、鉄拳タッグトーナメント2のディレクターを務めた盟友・米盛祐一氏が就任。さらに旧ナムコ出身のエンジニア1名を加えた3名が初期メンバーとなる。

大切な仲間とただひたすらにゲーム開発に集中できる環境を作り、良いゲームを生み出すことに時間を使いたい。それを実現できる機会に恵まれた。 — 原田勝弘氏(VS Studio SNK設立発表ビデオメッセージより)

🎮 なぜSNKを選んだ?「ゲームをど真ん中に捉えている会社」

退職後には数多くの企業からオファーがあったという原田氏。その中でSNKを選んだ理由については「ビデオゲームが主軸で、情熱があり、長期的なビジョンを持つ会社を選びたかった」と各メディアのインタビューで語っている。SNKの親会社はサウジアラビアの投資会社EGDC(Electronic Gaming Development Company)で、SNKはここ数年で第2の創業とも言える勢いで格闘ゲーム開発に注力している。

またSNKのプロデューサー・小田泰之氏とは以前から親交があり、「もし一緒に仕事したら面白いね」という雑談が今回の実現に繋がったという。4GamerのインタビューではSNKとの関係について「完全に独立したスタジオだが、SNKと同じビルに入り協力関係にある」と説明。開発環境の共有や社員の相互出向なども視野に入れているとした。

⚔️ 作るのは「対戦モノ」!格闘ゲームに限らない新作を模索

気になる新作については「まだ何も決まっていない」としながらも、「人と対戦するゲームを作りたい。それが格闘ゲームかどうかはわからないが、対戦モノを軸にしたい」と各誌インタビューで明言した。「対戦格闘ゲームのイメージが強いが、自分はVRなど様々なジャンルに携わってきた。ただ、得手不得手と市場からの期待を考えると、対戦アクションは外せない」とも語っている。

人材募集についても「年齢は問わない。50歳を超えてもゲームへの情熱と好奇心の火が消えていなければ門を叩いてほしい」と呼びかけており、90年代の開発現場で共に戦った「職人肌」のベテランとの再集結を目指していることがうかがえる。なお、具体的なゲームタイトルの発表については「情報が出せるのはだいぶん先になる」としており、新作発表には数年単位の時間がかかると見られている。

📛 「VS」の名前に込められた複数の意味

スタジオ名「VS」には複数の意味が込められている。最も直接的なルーツは原田氏と米盛氏がかつて在籍していたバンダイナムコの「VS開発部(ビデオゲームソフト開発部)」。そこで誕生したシリーズをずっと手がけてきたことへの敬意が込められている。その他にも「Versus(対戦)」「Vanguard Spirit(先駆者の魂)」「Visionary Standard」「Volition Shift」、そして開発者に馴染み深い「Visual Studio」といった複数の意味を重ねているという。



💬 コメント

ID: 取得中...