📋 基本情報

タイトルFOCUS(フォーカス)
開発者くまハッカー
配信予定2026年7月(予定)
対応機種PC(Steam)
価格470円
日本語対応

🔥 廃墟の監視映像が"少しずつ書き換わる"——怪異収容機構の職員訓練が始まる

国内個人開発者のくまハッカー氏が2026年6月19日、新作ホラーゲーム『FOCUS』のSteamストアページを公開し、7月配信予定であることを発表した。本作は廃墟の監視映像を見続け、少しずつ書き換わっていく変化した箇所を見つけてクリックで報告するポイント&クリック型の観察ホラーゲームだ。価格は470円、ゲーム内の日本語表示にも対応する。

ゲームの舞台設定は独特だ。プレイヤーは怪異の観測と収容を管轄する機関「怪異収容機構(MCO)」の観測員候補者となり、現実改変能力を持つ収容対象「M-256」の観測業務訓練に臨む。M-256は接触したシステムの論理構造を書き換える怪異で、MCO管理下の仮想空間へ改変行為を誘導することで収容状態が維持されている。プレイヤーが見る「廃墟の監視映像」はこの仮想空間内の映像であり、M-256による改変がゲームプレイの怖さの核心となっている。

『FOCUS』廃墟の監視映像——少しずつ書き換わる怪異の変化

🎮 20秒で変化を見つけてクリック——シンプルな操作が生む極上の緊張感

ゲームプレイはマウス操作のみで完結するシンプルな設計だ。監視映像を見ながら20秒かけて進行する改変を発見し、クリックで報告していく。全5セクション構成で、各セクションには報告ノルマが設定されており、ノルマを達成すると次のセクションへと進める。ノルマ未達成の場合はそのセクションが再実施となる。想定プレイ時間は30分から60分ほどで、サクッと遊べるホラー体験として設計されている。

注目すべきは「M-256が仮想空間内で"顕現"する場合がある」という要素だ。監視映像の中に怪異そのものが現れることがあり、発見時にはクリックでの報告が必要となる。報告しなければそのセクションは強制終了となる仕組みで、ただの変化探しにとどまらない緊張感が演出されている。照明が点灯したり消えたりする小さな異変から、謎の人型の物体が現れる場面まで、見逃すまいと画面に釘付けになる仕掛けが随所に盛り込まれている。

『FOCUS』ゲームプレイ——監視映像の変化を20秒以内に発見してクリック報告

📊 「8番出口」系観察ホラーの系譜——くまハッカー氏の個人開発ホラーが問う新しい恐怖

近年の国産インディーホラーシーンでは「8番出口」が火付け役となり、「異変を観察して見つける」系のゲームが一大ジャンルを形成している。本作『FOCUS』もそのジャンルを継承しつつ、「怪異収容機構」という独自の世界観設定と、監視映像という閉塞感のある画面構成で差別化を図っている点が光る。写実的な廃墟映像と、現実改変という概念的な恐怖を組み合わせた設計は、視覚的な怖さだけに頼らない知的なアプローチだ。

くまハッカー氏は2024年にリリースした前作『不可視の帰路』でも、日本の平成初期の住宅街を舞台にした独自の空気感のホラーを作り上げた開発者だ。470円という価格設定はプレイ時間の短さを踏まえても非常に手を出しやすく、国産インディーホラーを応援したいプレイヤーや、怖いゲームに初めて触れる層にも向いている。7月のリリースに向けてウィッシュリスト登録をしておこう。

『FOCUS』——観察系ホラーの新たな地平を切り拓く国産インディー作品
ゲーナビ編集部のひとこと

「怪異収容機構」という組織設定とM-256という存在の不気味さが、単なる間違い探しに深みを与えている。くまハッカー氏は前作とアートスタイルもシステムも大きく刷新してきており、個人開発者としての挑戦心が感じられる作品だ。470円というワンコインに近い価格で体験できるホラーとして、7月のリリースが楽しみだ。



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